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2020/08/30

潰瘍性大腸炎とは

いつもつつい整骨院のブログ・HPをご覧いただき誠にありがとうございます。

院長の筒井です。






8月28日に記者会見で、安倍晋三首相が持病の潰瘍性大腸炎が再発したことを理由に、辞任する意向を発表されました。





安倍首相の連続在職日数は歴代最長の約7年8ヶ月に達していました。



私はつつい整骨院の院長ですが今でやっと3年目です。


一整骨院の院長でも日々、考えることや悩みは少なからずあります 笑

日本という一国の長では想像以上の、悩み・ストレスがあったのでしょう。



国民からは様々な思いがあるでしょうが、任期中には色々なことがあり、本当に大変だったと思います。
おつかれさまでした。





何をするにも先ずは、身体が一番です!


治療に専念し、ゆっくり休んでいただきたいですね。










安倍首相が患っている「潰瘍性大腸炎」ですが



普段あまり聞きなれない病名です。


タレントで女優の岸明日香さんも高校時代から「潰瘍性大腸炎」を患っていることをTwitterで告白していました。



MSDマニュアル家庭版によると
潰瘍性大腸炎とは、大腸に炎症が起こり、潰瘍が形成される慢性炎症性腸疾患で、出血性の下痢や腹部のけいれん痛、発熱を伴う発作が起きます。潰瘍性大腸炎がない人と比べて、結腸がんの長期リスクが高まります。

とあります。


「潰瘍」とは「瘍(からだにできた傷)」が「潰れる(つぶれる)」ということなので

大腸の粘膜に炎症が起き、粘膜の表面にできた傷が潰され、深くえぐれた状態になります。



その結果、お腹が強く痛み、激しい下痢や血便などの症状が出てきます。



胃潰瘍や十二指腸潰瘍では1つや2つの潰瘍ができて、強い腹痛が起きます。

「潰瘍性大腸炎」ではその潰瘍が無数にできてしまいます。


想像するだけで本当に痛そうです・・・




「潰瘍性大腸炎」は国が定めた「指定難病」です。


「難病」とは、発病の原因が不明で治療方法が確立していない病気で、長期の療養を必要とする病気のことです。

いわゆる「不治の病」なのです。



では、潰瘍性大腸炎にかかれば治らないのか?


完治はできないようです・・・




しかし、症状が治まるという「寛解期」というのがあります。


治療は薬物療法が中心になります。

完治する治療法はありませんが、症状を抑え上手くコントロールさせる薬も年々開発されているようです。




逆に症状が強く表れる時を「活動期」といいます。




治療を続けていけば、「寛解期」が維持できますが、強いストレスや、疲労等が溜まったりすると「寛解期」から「活動期」になってしまいます。




ストレスが多いこの世の中です・・・





安部首相にも少しでも早く「寛解期」になることを願います。






皆さんも無理しすぎないよう、頑張りすぎないよう、お身体の不調は一日でも早く治療してください。



つつい整骨院

住所
〒5440024 大阪府大阪市生野区生野西3丁目5−86
診療時間
午前診/8:00~12:00
午後診/15:30~19:30
休診日
日曜日・水曜午後・土曜午後
最寄駅
JR寺田町駅 徒歩9分
電話番号
06-6715-2288

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